太閤立志伝V

太閤立志伝は1をキュッパチでやって以来なのですが、先日うっかりさん曰く「いやー、番頭になっちゃうと、もうそれでいいや、と思っちゃうんだよね。」との発言に、なぬ? と反応。1はタイトル通り、秀吉が出世街道をばく進していく様を追体験する、わりかし1本道な(ifシナリオはあったけど)ゲームなんでしたが、どうやら順調に進化して、武士プレイだけでなく、商人プレイや剣豪プレイ、はては忍者や海賊といった特殊な嗜好の方にも安心な品揃えになっているようで。大航海時代亡き今(いや、新作はでるそうなんですが、オンラインゲームはなぁ・・・)、ポスト荷物運びゲーとして、プレイしてみるしか。
PCは秀吉(武士)以外にも、納屋(商人)・九鬼(海賊)・服部(忍者)etcと、とりあえずひととおり揃っている感じ。まあ、とりあえずオーソドックスに秀吉でプレイだ。
ゲーム内容は、下っ端から初めて、上司の任務を淡々とこなして評価を稼いで出世していく1とさしてかわらないスタイル。仕事の合間の余暇で、技能を磨いたり、旅行したり、アルバイトをしたり・・・。とりあえず、当初の目的である交易品ころがしにトライ。
武士だと、価格が2割ましだったり、手で持つ分しか運べなかったりと色々不利ですが、それでも! 近畿地方をうろちょろしているだけで、大金ががっぽがっぽです。商品値切って買って、となり町までもっていって、やっぱり交渉して売りつけて・・・を繰り返すだけの、泥臭い単純作業ですが、深く考えずとも1サイクルで所持金が1.5倍くらいになっていきます。まさしく、拡大再生産を地でいっております(重量制限があるから、頭打ちはするけど)。いくらなんでも、簡単に稼げすぎる気がするんだけどなぁ。最初の月給が5貫くらいなのに、一月でかるく1万貫以上は稼げます。疲れるけど・・・(プレイヤーが)。下っ端の癖に、何故か自宅には最高級の茶器や書画、業物等々がごろごろと(笑)。兵糧を売ってこいという任務をうけりゃ、相場も気にせず売り払った後に、ポケットマネーからポンと大金を放り出して勤務評定を稼ぐ秀吉くん。そりゃもう、出世街道をひたはしるのも当然ですよ。
てな感じで、現在は順調に城持ちになって毛利を攻略中です。もうすぐ、本能寺。このゲームの根本的な欠点ですが、シナリオがネタばれしまくっているという事ですね。予定調和な感がいなめません。歴史物なんだから、しょうがないですけど。ifシナリオもたぶんあるんだろうけど、それって結局、「本当の歴史」に対してのifだから、ある意味これも予定調和なんですよね。意外性がないっちゅーか。