「マックスウェルの悪魔」(流し読み)

30年も前に書かれたものの新装版のようですが、例え話も分かり易く面白うございました。「大学では、化学は物理になり、物理は数学になり、数学は哲学になる。」とはよく言ったものですが、なんのなんの物理も十分哲学的です。個人的嗜好として、「ラプラスの悪魔」や「シュレディンガーの猫」、「宇宙の熱量死」とかいったギミックにはワクワクします。物理じゃないけど、「中国人の箱」とかチューリングテストetc。そんな私ですが、物理学は大の苦手です。基礎物理学の講義は3回受けたなぁ・・・。結局、数学的命題としてという事より、哲学的な雰囲気・こ理屈が好きなんでしょうね。私みたいな人は注意しないと、疑似科学にころっと騙されますので注意しましょう。